こんにちは!바다(パダ)です。
僕は、岐阜県でエンジニアをしている26歳会社員です。
先日韓国のワーキングホリデーのビザを申請して、無事許可されたので、来年から休職して韓国に一年間住むことになりました。
韓国にワーキングホリデーになぜ行くかという理由については、下記の記事をご覧ください。
僕は漠然と海外に住みたいと思い、26歳になってしまったのですが、韓国のワーキングホリデーのビザ申請の年齢上限が25歳(領事館によって異なる)のため、26歳以上での申請は承認される可能性は低くなります。
しかも、僕は韓国への留学経験もなく、韓国語が全く喋れない、韓国旅行も2度ほどしか行ったことがないので、受かる要素が全くありませんでした。
でも、なんとしても韓国にワーホリに行きたかったので、申請の際に提出する活動計画書などの書類をこだわって準備し、実際にワーホリのビザを取得することができました。
今回は26歳以上、留学経験なし、韓国語全く喋れない人でも実際にビザが降りた活動計画書の書き方をお伝えしようと思います。
韓国のワーホリのビザを申請しようと思っている方で、
こんな人に読んで欲しいです↓
・26歳以上
・韓国語が喋れない、言語資格(TOPIK)を持っていない
・韓国留学に行ったことがない
・ビザ取得の可能性を少しでも上げたい
まずビザ申請で必要な書類をまとめます。お住まいの都道府県によってビザを申請する領事館が異なり、それぞれで必要な書類、書類形式も変わってくるため下記の領事館情報を確認してくださ
僕の場合はビザの申請で必要な書類は以下の通りでした。(2024年度、名古屋領事館の場合)
申請で必要な書類
- 査証発給申請書(写真付き)
- 旅行日程及び活動計画書
- 25歳を超えて申請する理由書(26歳以上の場合)
- 往復航空券(口座残高が40万円以上の場合:片道だけでOK)
- 残高証明書(30万円以上)
- 最終学歴証明書(学生の場合:在学証明書)
- 運転免許証のコピー
- パスポート原本
- パスポートのコピー
それぞれの準備方法については、下記の記事をご覧ください。
この中で自分の裁量で工夫できる書類は、「査証発給申請書」と「旅行日程及び活動計画書」と「25歳を超えて申請する理由書」になります。それぞれどのように書いたかを説明していきます。
査証発給申請書
査証発給申請書に関して、書く内容はほぼ決められています。
ただし、「記載する言語」と「過去5年間の韓国訪問歴」でこだわることができるポイントがあるので解説します。
▼記載する言語
名古屋領事館では、「日本語」か「韓国語」のどちらかで記載するようになっています。もちろん日本語で書いたほうが書きやすいのですが、「韓国語」で記載することをおすすめします。
▼過去5年間の韓国訪問歴
申請書で「過去5年間の韓国訪問歴」という質問項目があります。
できるだけ「いいえ」を選ばないようにしましょう。
現時点でここに記載できない方は、休日を使ってでも韓国に行き、この欄を埋めることができるようにしましょう。実際に僕も過去5年間韓国に行っていなかったので、申請の1ヶ月前に韓国に行きまし
他の方の記事で、領事館に提出する際この欄が空欄であることを指摘され、ビザが降りなかったというケースがあったようです。(※26歳以上の方)
旅行日程及び活動計画書
「活動計画書」の作成に魂を燃やしました。
僕の提出した名古屋領事館では、形式がなかったので自分の裁量で「書くこと」と「書かないこと」を決めました。もちろん全て韓国語で書きました!
旅行日程及び活動計画書で書いた項目
- 基本情報(名前、生年月日、パスポート番号など)
- 経歴
- 申請する理由・動機・目的
- 出発前の計画
- 活動計画書
- 帰国後の計画
活動計画書は「Word」か「Googleドキュメント」で作るのがおすすめです。僕は「Googleドキュメント」で作成し、フォントは全てGooglefontに入っている「Nanum Gothic」を使いました。韓国の書類作成に使われるフォントなので間違い無いと思います。
それぞれの項目ごとに説明していきます!
基本情報
基本情報では、以下の項目を記載しました!
- 国籍
- 名前
- 生年月日
- 性別
- パスポート情報(種類とパスポート番号)
- ワーホリ予定の日数、期間
活動計画書に形式がある領事館の基本情報には「韓国語レベル」を書く項目があるのですが、僕は「レベル0」なので項目を作りませんでした(笑)
経歴
ここには中学校入学から会社の休職予定まで記載しました。ここはこだわるポイントはなく、ありのまま書きました。
申請する理由・動機・目的
ChatGPTの力も借りつつ、韓国語で1000文字弱書きました。最初日本語で書いてそれから韓国語に翻訳して書きました。
同じ内容の日本語と韓国語だと、韓国語の方が文字数が1~2割少なくなるため、日本語の時点では1000文字以上書くことをおすすめします。
実際に書いた「申請する理由・動機・目的」の要約↓(Noteの有料記事で全文載せています。)
韓国ワーキングホリデーを申請した理由は、韓国の文化や人々を深く理解し、その魅力を伝えたいという思いからです。2019年の釜山旅行で文化や人々の温かさに感銘を受け、さらに地域ごとの多様性を知るため、現地での長期滞在を希望しています。また、韓国語を学ぶことで幅広い交流を図り、観光では得られない深い理解を目指しています。短期ビザでは得られない多角的な経験を目標に、ワーキングホリデーを選びました。
出発前の計画
「出発前の計画」の項目を書いている人は、ほとんどいないと思います。だからこそ書くことによって周りの人と差別化ができ、ビザを取得する確率が上がると考えています。
出発前の計画は合計700文字程度で、3つの計画を書きました。
実際に書いた「出発前の計画」の要約↓(Noteの有料記事で全文載せています。)
2025年4月9日からの韓国ワーキングホリデーに向け、以下の準備を進めています。まず、韓国語学習に集中し、TOPIK3級相当の実力を目指します。次に、オンライン交流を通じて韓国人との関係を構築し、現地での人間関係を円滑にすることを計画しています。最後に、会社での業務引き継ぎを3月までに完了させ、退職準備を整えます。これらを通じて、滞在期間を充実させる基盤を作ることを目指しています。
活動計画書
活動計画書に一番労力を使いました。
こちらは1ヶ月目〜12ヶ月目にかけて、1ヶ月ごとに何をするか記述します。
他の方の記事を見ていると大体1ヶ月に3〜4項目ずつ書いているのですが、僕はここぞとばかりに1ヶ月に10項目ずつ書きました。なので12ヶ月分あるので120項目考えて書きました。(これが大変でした)
ワーキングホリデーは観光メインのビザになるので、働くことは一切書かずに、「〇〇で〇〇をする」というふうに観光要素をもたせつつ、できるだけ具体的に書くようにしました。
実際に書いた「活動計画書」の5項目↓(Noteの有料記事で全項目載せています。)
・外国人登録証申請を行う
・京畿道の高陽市で家を探す・契約
・地下鉄のカードをコンビニで作る
・イーマートで家具を買う
・韓国についてのブログサイトを立ち上げる
帰国後の計画
帰国後の計画は韓国語で約800文字書きました。
ワーキングホリデーのビザは日本に帰る前提のビザなので、帰国したあと「日本」で何をするかについて書きます。
間違っても、「また韓国にすぐ行って暮らしたい」みたいなことは書かないでください!
実際に書いた「帰国後の計画」の要約↓(Noteの有料記事で全文載せています。)
韓国でのワーキングホリデーを通じて得た経験を基に、日本で韓国文化と人々の魅力を発信するWebメディアを立ち上げる計画です。エンジニアとしてのスキルやブログ執筆経験を活かし、深い文化的背景や現地の生の情報を提供します。また、マーケティング業務に従事し、サイト運営に最新技術を活用する予定です。さらに、自身の体験を通じて、ワーキングホリデーを検討する人々を支援するコンテンツ作りにも取り組みます。
25歳を超えて申請する理由書
申請上限が25歳の領事館が多いため、25歳を超えている方は理由書を求められるケースが多いです。
もし申請する領事館の提出物にこの「理由書」が含まれていない場合も、25歳を超えている方の場合、提出することをおすすめします。
個人的に、25歳を超えている方にとって理由書はビザの審議にかなり重要になってくる書類だと思うので、しっかりと準備することです。
この理由書の内容ですが、一つ注意点があって、コロナウイルスは理由として書かない方が良いということです。確かではないのですが多くのサイトで「コロナは申請が遅れた特段の事情に当てはまらない。」という情報を見かけました。
もしその情報がデマだとしても、多くの人がコロナを理由に書くことを考えると他の申請者との差別化をするという意味でもコロナについては書かない方が良いと思います。実際に私も理由書にはコロナのことには全く触れずに書きました。
実際に書いた「25歳を超えて申請する理由書」の要約↓(Noteの有料記事で全文載せています。)
26歳でのワーキングホリデー申請に至った理由は、経済的制約や就職活動、会社での重要な業務引き継ぎなど、計画を延期せざるを得ない状況があったためです。大学時代から抱いていた「韓国で生活する」という夢を実現するため、スキル習得や資金準備に取り組み、会社の業務を後輩に引き継ぎました。この夢は人生の目標であり、年齢を理由に諦めたくない強い思いがあります。
申請書を作成する際に役立ったポイント
上記の書類を準備する上で、助けになったポイントを挙げていきたいと思います。これらの助けがなければ、申請書のクオリティは大きく異なっていたかもしれません。
役立ったポイント
- 翻訳サイト「DeepL」
- 韓国人の友達の翻訳添削
- 他のブログ記事
一つずつ解説していきます。
翻訳サイト「DeepL」
全ての書類を韓国語で制作したのですが、その際に役立った翻訳ツールが「DeepL」です。
まず日本語で書いた文章を韓国語に翻訳する過程でこのツールを使っていました。一番最初はGoogle翻訳を使っていたのですが、「DeepL」の方が精度が圧倒的に良いのでこちらを使うことをおすすめします。
また今回は試していませんが、聞くところによると「Papago」もかなり精度が良いようです。またどっちの精度が良いか試してみます。
韓国人の友達の添削
上記で紹介した「DeepL」で日本語から韓国語を翻訳したあと、韓国人の友達に文章を添削してもらい修正しました。やはり翻訳機にも限界があり、全ての文章を違和感なく翻訳することはできないので、添削してくれて本当に助かりました。
ただ、もともと韓国人の友達がいるひとは少数だと思います。
僕もそうでした。
ではどうやって韓国人の友達を作ったかというと、言語交換アプリの「Maum」と「ハロートーク」を使い友達を作りました。
これらのアプリを使っている韓国人の方は、日本が好きで、日本語が上手な方が多いので、友達になりやすいと思います。
僕はこのアプリで友達になった方と韓国に行った時に会って、食事をしたり案内してもらったりしながら仲をさらに深めました。
実際にワーホリに行くとなった時も、韓国に友達がいればより楽しい経験になると思うので、これらののアプリを活用することをおすすめします。
他のブログ記事
韓国のワーホリに申請するにあたって、情報ゼロの状態からのスタートだったため、ネット検索しまくり情報を集めました。
その際、多くの先輩方がワーキングホリデーの申請方法についての記事を書いていて、それを読むことで申請方法や注意点などの情報を取得していきました。
色々なサイトを見た中で、わかりやすく為になった3サイトを貼っておきます。これからワーホリをしていく上で為になる情報がたくさん乗ってます。
25歳を超えてても韓国ワーホリに行ける!
ここまで見ていただいてありがとうございます。
僕はワーホリを申請するときに、「25歳を超えているから」とか「韓国の留学経験がないから」などの理由で、ビザが降りるか不安になることも多かったですが、申請の書類をこだわって作ることによってワーホリに行けることができました。
僕のように25歳を超えているかたで韓国のワーホリに行きたいと思っている方の力になれればと思い、この記事を書かせていただきました。少しでも参考になれば嬉しく思います。
実際に書いた文章の全文は有料Noteにて公開しています!
何か質問などあれば、こちらのインスタグラムのアカウントにメッセージを送っていただければ可能なかぎりお答えするので、気軽におくってください!(筋肉アカウントですみませんが…)
皆さんに韓国ワーホリのビザが降りることを祈ってます!
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